ネパールの底力

 前回のブログの後、新型コロナウイルス感染悪化が進んで非常事態宣言が発表され、さらに延期が決定しました。日本国内でも医療現場の方々が今まさに戦っておられる状況の中、私たちはもう少し辛抱を重ねるときのようです。

 日本よりも深刻な、世界中での惨状を目にすることもあり心が痛みます。そんな中で、ネパールの状況はどうなっているか、お伝えしようと思います。

 ネパールは、今日で75名の感染者、死亡者は0名という比較的少ない状況です。感染者1名の3月後半からロックダウンを行ってきたため、現在の感染者は外国からの帰国者関連で、帰国とともに隔離が行われているようです。カトマンズ周辺での市中感染はないということで、かなり抑え込みには成功していると言えると思います。

 ロックダウンの解除の時期が検討されているようで、日本よりは通常に戻るのが早くなる見込みです。インドと歩調を合わせた早期のロックダウンは、結果的には事態の悪化を防いだことになります。

 

 もともと、ネパール人はとても我慢強い人たちです。5年前の地震の時も、その強さを見せつけられましたが、今回も彼らの逆境の時の明るさを再認識しました。4月の前半、私もさすがに参ってしまいそうになりましたが、時々ネパールとビデオ通話をして話すことで、彼らの落ち着きっぷりに私も自分を取り戻しました。ケーガルネ?というのは「どうしよう、(どうしようもない)」というニュアンスの言葉ですが、兎に角現状をありのままに受け入れ、深刻にならずに受け流すようなテクニックを持っているのは、今までの歴史から身につけた強さなのかもしれません。

 20年前ぐらいのネパールは、バンダというストライキが頻発したり、マオイストとの内戦もあり、兎に角大変な日常が続きました。それに、水や電気といったインフラも、今でさえマシになりましたが日本の災害時レベルが日常でした。なので、今回も何度目かの試練として乗り越えられるのですね。(そういう私も、そのような時にネパール滞在を経験しているので結構逆境に強いと言えます。)

 インドとネパールの感染者が、日本と同じように諸外国より抑えられている理由としては、ターメリックなどのスパイスの抗菌作用、免疫力にあるのは確かだと思います。実際、ネパールでもいつも以上にスパイスが人気で積極的に取られているようです。

 実は、今日スタッフにビデを通話をしてみたところ、なんと昨日からロックダウンを物ともせず仕事を再開していました。皆、元気そうに手を振っていました。朝夕は買い物のため出歩けるようですが、遠くからでも歩いて。とにかく私が心配する必要もないくらい逞しい人たちなのでした。😅

 さて、Nature and Creation も、百貨店が閉鎖に伴いオンラインショップを充実させていきます。このサイトより早く、こちらを整備しましたので是非ご覧くださいませ。🙇

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