スローファッション

9月の出張から帰ってきてすぐ、10月前半に2週間エスノースギャラリーにて展示会をを行いました。谷根千と言われる今話題のエリアなので、国内外から観光客が来ていました。その中でお逢いできた沢山のお客様にお買い上げいただきました。そこでも説明したのですが、常設のお店はなく国内の百貨店とギャラリーでのポップアップだけの販売です。ご縁のある方々に巡り合って、お洋服が世界中で愛着を持って着ていただけると思うと嬉しいことです。😊

 

Nature and Creation はスローファッションのブランドです。手作業で染め、手動の糸車を使った工程を経て、手織りした布を使った服は、アジアの国々の中でも大規模な工場が無い国にしかなく、逆に貴重な存在になっています。ネパールには産業が観光しかないというのも、本当に大きな工場がなく、個人の家に隣接する小さな工場で布を織っているからです。布が上がってくるのは時に本当にスローでして、時には忘れた頃に(笑)出来てくることもあります。家族の病気、お祭り、遅れる理由は日本の百倍ぐらいあります。ゆとりを持ち、こちらもそのリズムで先のことを考えながら企画をしています。

 

長い間電力が不安定だったことが観光以外の産業が無い大きな要因です。そのネパールでの家内製手工業的生産ですから、1つの色のメーター数がそれほど多くなく、その中で幾つかのデザインを割り振りすると、同じデザインの同じ色というのは数枚という数になります。なので、どんどん商品は入れ替わり色が折り重なっていきます。色が綺麗!と褒めていただくことが多いのですが、もともと絵画が好きなので、絵の具を扱うように色にこだわりを持っているかもしれません。

 

Nature and Creation の服は、1年、1シーズン限りで終わりになるような服ではなく、流行を追わないシンプルなデザインで丈夫で長持ち。消費の方もスローに、長く愛用していただけます。

 

生産の拡大もまたスローにしか行えないのですが、ネパールの政情が安定してきた今、国内で出来る仕事の一つとして、かろうじて残っている手紡ぎ手織りの技術をネパールの方々が見直し、またNature and Creation の服がもっと広まることで手仕事が産業の一つとなるよう貢献出来れば良いなと思っています。

 

東京での出会いで人脈が広がり、色々な可能性が見えてきました。ゆっくりと着実に、これからも進んでいきたいと思います。☺️