ファッションと電力

Nature and Creation の赤池です。3月に入り、春の気候になってきましたね。ネパールとインドネシアでの暮らしでは、春が短かったり無かったりで、久しぶりに日本で春先の空気の変化を愉しんでいます。2月の出張では久しぶりのカトマンズの空気の悪さで、(水道管工事の影響もあり、過去最高に悪いと思います。)喉をやられてしまいました。寒暖の差も激しく、ネパールの過酷さに慣れていたつもりがすっかり軟弱になってしまったようです。

過酷といえば、数年前まで都市部のカトマンズでも長時間にわたる酷い停電に悩まされていました。ネパールでは電力がまだまだ足りず、山間部には無電化村も未だに存在します。明かりがない夜ほど不自由で滅入る夜はありません。(経験者は語る。)一方でネパールにはヒマラヤが保有する豊かな水資源が存在します。しかし大規模な工事が必要とされる水力発電所の建設は簡単ではありません。

そこで、ネパールで出会った友人が小川の水で発電できるという画期的な軽水力発電機 cappa を開発しました。JICAの資金を得て、その発電機の普及実施のための調査で2014年ごろからネパールで活動を始め、昨年から本格的な導入のフェーズに入りました。しかしこの発電機は貧しい村の人々が購入するには高額で、資金的な障害がネックになります。

そこでこの度、友人の菊池伯夫さん(茨城製作所社長、オックスフォード物理学博士)がこのcappaという発電機の周知とプロジェクトのスタートの為、クラウドファンディングへの挑戦を始めました。(Nature and Creation の本物のパシュミナは、高額支援のリターン品なっています。)

このクラウドファンディングは、購入するという支援だけで終わるもんではありません。ビジネスとして長期的な視野で関わり、持続可能な発展の循環につなげていくものです。嬉しいことに、Nature and Creation の

「地域に根ざした産業の発展=雇用を生み出す、女性のエンパワーメントにつながる。」という活動の趣旨に賛同してくださっていることから、これからこの発電機を中心とした新しいプロジェクトを一緒に始めることになっています。非常に自由な発想の持ち主なので、面白いことが始まりそうです。

Nature and Creation の服を購入することが、発電機をネパールに増やし、明かりを必要とする人に届く、そんなシステムが今夢の一つです。きっと叶えたいと思います!

どうぞご支援をよろしくお願いいたします。

*ready for のサイトで、「明かりを灯そうPJ」で検索してください!

 

https://readyfor.jp/projects/akari

 

cappaは2013年にグッドデザイン賞を受賞しました。Nature and Creation もMo-houseさんとの授乳服作りで、2015年にグッドデザイン賞を受賞しました。写真は偶然にも、丸の内で隣同士で展示された時のものです。