駐在員の渡辺です。
ネパールは日も長くなり、だんだんと春の陽気になってきました。
日本はまだまだ寒いでしょうか。
今日も先週に引き続き、生地を織るルブ村へ行ってきました。
春夏用の新しい布を続々と作っています。
そして今日はなんと、その工房の目の前で子供たちが伝統的なネパールの古い楽器を演奏し、地域の人へお披露目するセレモニーがありました。
この地域には、若い世代に積極的に伝統楽器の笛や太鼓、鈴などを教え、伝統を受け継いていく文化があるのです。
そして伝統楽器を教わる前と後には、写真(下)の小さなお寺の神様へ感謝と祝福を込めてお供えし、お祈りするのです。
地域の人々皆が集い、この地域の神への感謝を忘れず、若い世代からお年寄りまで変わらず伝統を大切にし、伝統を受け継いでいくことを祝福する・・・。
とてもステキな時間が流れていました。